教育方針

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子らの「育つ力」を育てる「遊び」を大切に

どんな友達とも自然とも共に生きる心を

地域社会の中で障がい児の早期療育を

遊育

子らの「育つ力」を育てる「遊び」を大切に
「育つ力」を育てるものは「遊び」。
ごっこ遊びなど「小さな人格」による自発的活動を大切にしつつ、これを組織的プログラムへと展開させています。

共育

どんな友達とも自然とも共に生きる心を
「統合保育」により障害を持った子供達とも共に生きる心を育みつつ、
霧島キャンプ等により「自然を教師に」学び自然とともに生きる心を育てています。

療育

地域社会の中で障がい児の早期療育を
附設する「愛育センター」には臨床心理士が常駐しており、プレイルーム等で、在園障がい児はもとより、就園前の乳幼児についても早期療育に努めています。
また、他の療育施設とも連携して、交流保育も実施しています。
  1. 一人一人の幼児が身体的、精神的、社会的に調和のとれた成長をするよう導く
  2. 自分からすすんで基本的生活習慣を身に付け、豊かで安定した情緒を育ませる
  3. 幼児の自主性を尊重しながら、好ましい人間関係を育てるようにする
  4. 子供たちの「遊び込み」による、それぞれの「育ち」を支える
  5. 統合保育や環境保育により、いろいろな人や自然と育ちあえる心の絆を培う
  • 元気な明るい子供
  • 自分のことは自分でする子供
  • 仲良く遊ぶ子供
  • 心正しく思いやりのある子供
複数担任制
一人一人に目の行き届いた保育を目指し、全クラスに副担任を配置しています。
常駐心理職
園児の心理療法や教育相談の他に、担任等のメンタルケアも担当しています。
男性教諭等
園児の遊びや様々な活動を豊かに展開する男性の教諭を配置しています。

問題解決の方法は「模倣→試行錯誤→洞察」と発達していきます。
小学校以上になると過去の知識を動員して「あっ、そうか!」と、新たな課題を解決できるようになりますが、幼児期には人の真似をしたり、いろいろ試したりすることで解決する部分が大きく、この模倣も試行錯誤も、その底辺に多くの「体験の存在」が必要です。
そして、この体験こそ「遊び」であり、幼児にとって大切な「学び」なのです。逆の言い方をすれば、幼児期に存分に遊びこんだ子どもほど、小学校以降に洞察による学習の可能性が高まるのです。
そして、遊びは自発的なものであり、こうした自発活動の積み重ねこそが「育つ力」や「生きる力」を育てるのです。わたしたちは「遊び」を通して「育つ力」を育てたい。


  1. 漢字教育をする園で、九と鳥と鳩を教える際に子どもたちが覚える順番は画数の関係で「九→鳥→鳩」と予想したものの、結果は逆であった。これは経験の度合いの違いによるもので、鳩(固有名詞)→鳥(普通名詞)→九(数詞)の順になったと思われます。
  2. 外遊びしかしない幼児にある時バッタの絵を描かせたら、ほかの幼児は足が4本だったり単眼だったりする中で、この幼児は関節もある足を6本、目も複眼のバッタを正確に描きました。これも虫探しに熱中した経験ゆえのことかと思われます。